ケパーソー!
パーツ取りからスモールパーツを移植して、
作動点検。
動画ではバッチリ作動している!
復活!
メーターダッシュ裏に組み付け、
リンケージを介して、
ワイパースイッチオン!!
……。
無。
おーい!動けへんぞー!
なんでやねーん!ねーん!ねーん!
無念!笑
がぁぐぅー!
オリジナル過ぎて、
入り組んだダッシュ裏に入れると、
曲がったとこの劣化により、
亀裂!
そこから2次エアーを吸い込みダメダメ!
ホースを交換して、
いざ!
スイッチオン!
……。
無無無…
むむむー!
ぐはぁーー
動けへーん。笑
こりゃ、もう、意地や。
全バラの上、
徹底抗戦の構え。
実は、
メインのバキューム室は、
問題無しと判断していましたが、
どうやら、
中身の中身で気密が保たれていないよう。
ここを開けるのは、
非常に嫌なんですが、
開ける事に。。。笑
約80年の時を経て、
開きました。
正直、
中身の程度は、
あまり良く無い。
パーツ取りの方が良いぐらい。
だけど、
ここはバラして組み変える事は出来ません。
このスチール板にリベットで挟まれた、
ゴム羽根が、
負圧で吸われ、左右にペコペコと、
半円形のモーターの中で動くワケです。
が、モーター室 側壁と仕切りの役目のゴムが、
摩耗により擦り減り、
隙間が出来て、
100%の真空状態になってない!!
どーしよ。ギブアップかい。。。こりゃ。
オーバーホールパーツなんて、
存在しません。
んー。考えろ。もがけ。諦めるな。
まず、
微妙に擦り減った羽根のゴムを、
モーター室、側壁にビシっと当てるには、
ゴムをムニュっと挟み出せば良い。
幸い、リベットで挟んでいるのは鉄板。
鉄板ごと、
ペンチで挟んでゴムをハミ出させる!
パーツ取りモーターの綺麗な中身もそうでしたが、
新たに、
シャシーグリスをこんもり塗りたぐり、
気密を上げる。
側壁を綺麗に研磨。
カバーガスケットも、
一部、欠損して、
2次エアーを吸い込んでましたので、
液ガスで補修。
こんなの売ってないし、
作れません!
だから、開けるのはイヤヤねん!!笑
やることは全てやりました。
かんなり、メンドーでした。笑
動くかな、動かないかな。今度こそ!
おーーーし!
動いた!直った!キマった!シビレた!屁をこいた!笑
スタンダードの40FORDやトラックと違って、
一つのバキュームモーターだけで、
左右Wワイパーデラックス仕様になっています。
長くて、重いアームを使用しています。
だから、動きはこんなもんなんです。
カワイ過ぎます!笑
オマケに、
アクセルをぐーっと吹かせば、
負圧が正圧に近くなり、ワイパーの動きにも影響して、
一旦、休憩するのも正常です。。。笑
なんとも、のどかな時代のワイパーです。
ビンテージが格好だけじゃなく、生き返り、
実用性をちゃんと備えて存在していることが素晴らしい。
カッコいい。
台風の大雨の時に、
ワザワザ、EARLY FORDなんか乗り出しません。
遊びから帰ってくる時の、
通り雨の時に、
フロントウインドーの水滴を拭ければそれでヨシ。
ガラコも併用すれば問題ナシ。
古いアメリカの物が好きでしゃーない!
たのしぃーてしゃーない!
申し訳ねぇけんちょも!
ムチョムチョー!!!
Best Regards
CHICAGOBOY