ケパソー!
バンダナを見たら僕、
LAを思いだす。バイヤー時代。
何回も書きましたが、しつこいですが、
やっぱ、強烈に思いだすので、書く。
いや別に、嫌だった思い出じゃなく、
楽しかったのですが、、、
ホコリ舞う、ひんやりした倉庫。
従業員は皆、ヒスパニック系。
あちこち、服の山。
日本の店頭で売られている古着の源流に。
フリマだとか、スワップミートだとか、
ディーラーだとか、そんなの甘い。
源流でハントせねばと、
素材、素材に別けて、保管されてあるベール。
再生して、ぺーパーウエスだとか、
雑巾だとかになる。
その原料の仕分け、裁断倉庫に飛び込み、
コットンバンダナだけが詰まった圧縮ベールを、
来る日も来る日も、
何百と開け散らかして、
何千と検品する。一枚、一枚。
カッコイイビンテージなのか、否かを。
こんな、
KEYオーバーオールのヤツだとかがあれば、
避けてゲット。
まだ、こんなヤツは序の口。
何百、何千枚に一枚、
もっとビンテージなヤツが有って、
それをズバッと広げると、
嗚呼!大当たり!素晴らしい!
っと、1人でニンマリし、
心洗われていたものです。
だって、買い付けの値段は、
1パウンドいくらの原料価格計り売りやから。
黙って、ビンテージを引き当てりゃ、
一撃で丸儲けってスンポー。
もう、あと、20年早く、
あんな仕事を、あんな脳みそで出来ていたら、
素晴らしく楽しかったやろうなぁ。笑
そう、だから、KEYぐらいのヤツ、
像やラクダマークのヤツは中ボス級でした。
ラスボス級は、
皆、日本人バイヤーに売っぱらったり、
日本送り。
現場でポケットに、
手ぬぐいがてら、突っ込んで、
多分、そのままにしてたであろう一枚。
久しぶりにお目見え。
超楽しくも、
ストイックだったLAを思い出すバンダナを巻、
CBをひたすら真っ直ぐカッ飛ばして、
ロマンに浸ろうかな。。。笑
LA時代は、
CB750K2のフルオリジナルでしたが、
今みたいな、
ロングフォークをキメれる、
ダサいセンスが早くに有れば、
もっともっと、楽しかったやろうな。笑
ま、
今の方が数倍楽しいのですが、実際問題。笑
たのしぃ~てしゃ~ない!
申し訳ねぇけんちょもー!
ムチョムチョ!
Best Regards
CHICAGOBOY