コモスタッ!!!
1936年FORD。
当時からのセオリーで有る、
FORD40年、42年辺りの油圧キットを流用しての、
ブレーキ油圧化。
いわゆるポン付け、
ボルトオンで組めるとアメリカでも
言われておりますが、
クルマを前にして、
いざやってみると、
ビミョーに位置が合わなかったり、
ビミョーな年式のパーツチョイスで組めなかったりと、
小さな問題も起こります。。。笑
ただ、今まで、全てをクリアーして来ているので、
順調♪順調♪
実際、クルマを目の前にして、
やらなきゃわかんないですね。
そして、とても良い勉強になりますね。
実に、面白い!!!
そして、
これ、
とてもマニアックな事。。。笑
どーでも良い人には、
ほんま、どーでもよい。。。笑
だけど、
どーでも良く無い、
FORD LOVERには、
とても知りたい、
見てみたいトコロなのではないでしょうか。
僕が、アメリカに居た時揃えた、
39年型油圧式ペダルASSY
39年の後期からFORDはブレーキシステムを
リンケージロッドブレーキ、
いわゆるメカニカルブレーキから、
ハイドロリックブレーキへ
パワーアップさせるでんすねー。
ハーレーは、30年代も、40年代も、
50年代後半までメカニカルブレーキですね。
50年代後半に油圧化されるんですね。
おもしろい。
30年代後半、戦争の終わる40年代後半に、
36年辺りを安く中古車で買って、
カッ飛ぼう!
目立とう!
ガンガン走るべ!
って、言うヤンチャくれが、
39年からの
いわゆる「40FORD TYPE BRAKE」を
ジャンクヤードから、
ひっぺがしてきて、
自分のクルマに組み付けていたんですねー。
んじゃ、同時に、
まだまだ黎明期な、
36年、
サイドバルブV8、21スタッズのエンジンも、
ガチッとキマッた、
24スタッズへバージョンアップされ
馬力も構造も一新された
40FORDのエンジンへ積み替えようじゃねーか!
ってスンポー。
もっと言えば、
40年代後半の熟成された、
FORDの100馬力オーバーのエンジンへ、
ヘビーデューティーなトラックエンジンへ、
高級バージョンで、
馬力も、排気量も軽くFORDより上回る、
マーキュリーのエンジンへ積み替えるのが、
合理的にクルマを速くする手段だったんですねー!
そう言う、
当時のアメリカの連中がこぞって当たり前にやって事、
ロマン有る事を今でもちゃんと受け継いで、
自分のクルマへ知ってインストールしてるアメリカのオヤジが
やってた事が、
伝統的、トラデショナルの基本で、
なんとも言えんぐらい、カッコ良かったんです。
アメリカンビンテージだったんですね。
膨大な質問が次から次へと湧き出て来るけど、
とても、全てを知る事は出来ず、
日本へ帰ってきましたが、
有難くもオリジナルのFORDが、
本物が目の前に常に有る状況なので、
日々、勉強出来るって状況で、
たのしぃ~てしゃ~ない!笑
極力、オリジナルを切った貼ったせずに、
油圧をインストールしてくれとの指示に、
アメリカサイドも丁寧にやってくれております。
助かります。。。
ブレーキシューを、
ドラムの中で押し広げる、
ホイールシリンダー。
こいつも程度が良い様に見えて、
ダメな時も有るので、オーバーホール。
もちろん、
マスターシリンダーも中身は新品。
シューも新品で組んでます♪
ちなみに画像は、
助手席側の右ブレーキ。
写真右側が、進行方向。
この年式、
ブレーキシューには、前後が有り、
ブレーキシューが長い方がフロントの進行方向へ。
ブレーキシューが短い方がリア側。
手元のマニュアルでもそうですね。
前後逆に取り付けを、間違い易いトコロ。
マニュアルが有っても、
全てバッチリ直るかと言えば、
それは無理。
だけど、純正、オリジナルを知る事は大事。
7月中に作業を終わらせたい所です。
Mrアイザック~!出来たかぁ~!
今月中に頼むでぇ~!
そう、急かしておきました♪笑
もう少々、お待ち下さいね♪イグチ氏!
ムチョムチョー!!!
Best Regards
CHICAGOBOY